作家 小林大悟のことばメモ。毎週金曜更新

【ラベル説明】
「制作の外縁」・・・制作や表現活動に関するはなし
「雑文」・・・思ったこと、つれづればなし

【作家HP】

2018年12月14日金曜日

りんご・みそスープ、すこし間をあけて熱湯

おどろくほど風邪を引かなくなった。疲れ果ててしまいあられもない格好のまま冷蔵庫みたいにひんやりした部屋の真ん中で眠りこけてしまったときも無事だった。

「なんとかは風邪をひかない」かつての自分ならそう思えていたかもしれないが今は違う。引かない要因の8割はりんごとおみそ汁のおかげ(残りの2割はなんとかのせい)。というのも9月からほぼ毎朝りんごを1個ジューサーにかけてのみ、夜には野菜ごった煮のみそ汁をすすっている。すこぶる元気である。「毎日りんごを1個たべると医者いらず」とはきくものの、りんご1個のみだったらここまで無事でいただろうか。暖かい日が続いたとはいえくさっても平成最後をかざる冬である。蜜入りりんごほどあまくないと思っている。なんとかここまでやってこられたのは、後方からりんごを支えてくれた野菜たちとおみそのおかげだと思う。順不同でここに記しておこうと思う。

にんじん、ごぼう、キャベツ、レタス、うり、はくさい、だいこん、なす、ながねぎ、たまねぎ、さつまいも、かぼちゃ、ほうれんそう、ちんげんさい、かぶ、グリーンピース、しいたけ、えりんぎ、えのき、まいたけ

冬はこれからが本番。今後ともよろしくお願いいたします。
(万が一記入漏れ等あれば一報下さい)


りんごとおみそ汁は予防いわばディフェンスなので、優秀なオフェンスも紹介したい。熱湯である。都合のわるいことを「全部寒さのせい」にして、どうにもやる気のでないとき。あつあつのお湯をぴしゃっと浴びるとそれまでがうそだったようにシャキッと元気になる。暖房ではこうはならないし、かといって火であぶったらやけどするだけなので、ほどよい刺激と潤いをあたえてくれる熱湯には本当に感謝しています。そしてにんげんのからだってふくざつなようで単純なのだなとおもう。

おみそ汁の湯船につかりながら、左手にりんごジュースを右手で絵筆を動かせば、風邪はひかないし、やる気はでるし、絵も進む。一石三鳥ではないか。とんでもないことに気づいたが慎重派な自分はひとまず現状維持に徹したい。だって平成最後の冬ですし。

2018年12月7日金曜日

すこやか暮らし(の手帖)計画


きょねんから「て、わたし」という詩の合同誌でさし絵をかいている。正確には”かかせてもらっている”、なのでこれは実にエラそうな書きだし。

「て、わたし」では毎号国内と国外の魅力的な詩人さんが対バンするような形で掲載されている。ありきたりな言葉のよせ集めかせいぜいきれの悪いことば遊びが関の山な自分からしてみれば、毎号詩人によってつむがれることばのみずみずしさ・きれ味にはうーんとうなってしまう(この表現からしてもうペラッペラでごめんなさい)。

今回で3回目となる5号でも日本の詩人さんと海外の詩人さんをひとりづつ担当した。四苦八苦しながらもなんとかさし絵をかき上げたあとに、編集代表のかたから追加のさし絵をおねがいされた。雑誌は日本の詩人と海外の詩人1対につき別の作家さんによるエッセイが加わる構成なのだけれど、エッセイ担当の方が対応する2人の詩を元にした短歌(連歌)を書いたそうである。

短歌をかいたのは歌人の山田航さん。著書をもっている上に、以前からツイッターもフォローしていて、9月頃に北海道で大きな地震があったときはツイッターの更新がしばらくとまってしまい、そわそわしていたくらいにはファンだったのである。当然話がきたときはびっくりしてねむれなかった。

山田航さんの短歌の魅力を語るには、ペラペラの文章力では恐縮どころか営業妨害ととられてしまうのでまたいずれ。山田さん、先月末に発売した「暮らしの手帖」にも寄稿している。そこではインスタグラムへの違和感についてつづっていて、それも面白い内容だったのでぜひ読んでいただきたいのだけれど、このまわりくどい文章の本題はそこではない。

畏れ多くも山田さんのさし絵を担当してしまったがゆえに、間接的だが確実にあの「暮らしの手帖」との間合いを詰めてしまったという”事実”。これこそ本題、大問題である。というのも「暮らしの手帖」と関わることは私の余生で達成したい目標のひとつなのである。しかも、数ある目標の中でも「宇宙旅行へいきたい」規模の大きな目標(ほとんど願望)に分類される。大目標であるがゆえに「まずは外堀をうめるためのスコップ選びからはじめようかな」くらいの心がまえでぐうたれていたら、とつじょ天のさけ目から土砂がふきだして、あろうことか深く深くほられた掘の中にそそがれていったのである(埋まってはいないけど)。

ようは「友達の友達が有名人と知り合い」レベルのことを冒頭の書きだし以上にエラそうなことを書いているにすぎない。それでも、タワシとスペースデブリくらい関係のないもの同士だった「私」と「暮らしの手帖」は、山田航さんというこれまた奇跡のような存在と関われてしまった運命により、ありえない接点を持ってしまったのである。幸か不幸かサイはなげられた。となれば「暮らしの手帖」本誌に関わるのも時間の問題ではないか。どことなくあせってしまうのは直感がうずくからか、あるいは師走だからか......

2018年11月21日水曜日

(休)お休み(休)

個展の準備中につき、ブログはお休み中です。

個展の詳細はギャラリーHPよりご覧下さい
⇨ http://binosha.jp/exhibition.html